<消費税全体の税収の22%が大企業(輸出企業)の収入になっている>
消費税が上がれば上がるほど嬉しいのは輸出大企業です・・・消費税還付金がドンドン増える仕組みになっているからです。中小や零細の企業から国民からは税金をピッタピタ・・・と取り上げ、一方大企業の輸出企業には消費税をまけるなんてもんじゃない、納めるべき消費税の6~8倍の消費税が収入(輸出戻し税)になるようなシステムに、開いた口がふさがりません。。
・・・しかし、これがわかればいつまでも国民は黙っていないでしょう。
<財界が消費税のアップを要求する、ウラの仕組みをも少し詳しく見てみると・・・>
<大企業優遇の税システム、「輸出戻し税」・・・不公平を公平にするだけで3兆数千億円の財源となる>
(消費税は単純の売上高に5%を掛けた額を納めるのではないのです。。消費税は、年間売上高に
5%を掛けた額から年間仕入れ高に5%を掛けた額を引いて納めます。これは仕入れ税額方式といいます。輸出戻し税はこの仕組みを悪用して、売り上げ高に5%ではなく0%をかけます。そのために仕入れに入っている消費税分が全て還付されることになるのです。
輸出大企業10社だけでも1兆0059億円・・・
と関東学院大学の湖東京至教授が06年度分を推算しています。(12/3付け全国商工新聞)
トヨタ1社だけでも06年度は
2869億円(
05年度と比べ204億円も増えている・・・)の消費税還付金を受けています。
「
※また消費税を福祉目的税」にすることにも政府・財界は抵抗する特異な別の理由がある、それは「福祉目的」となれば、輸出大企業向けに戻すことができなくなるから・・・
※ちなみに喜多方市の年間予算は約250億円(一般会計)ですから、トヨタ1社分だけで約10年分超・・・こんな不公平な税システムはレッドカードではないでしょうか!
06年分、消費税還付上位10社(単位億円)クリックで大きく