就学援助の制度とは?
・(経済的な理由で学業につけない・と言う場合、経費を援助し、児童生徒の義務教育を滞りなくできるようにするため・の制度です)
文科省の「子ども学習費調査」では、年間小学校で31万円、中学校で47万円です。
学校教育費、学校給食費、学校外活動費に多額の費用がかかっています。
就学援助率の状況・・・(利用率と言えばわかりやすい)
全国平均は...12.8%
北海道は......19.3%・東京は.........24.8%
大阪府は.......27.9%・喜多方市は......5.1%
※喜多方市はお金持ちが多いので利用者が少ない・・?
東京など都市部は低所得者が多いので利用者が多い・・?と数字をみるのはチョット違うようです。。
・・・市民の制度の理解に差がある・・とすれば問題点が見えてきます。。。(小学校一般の教室風景)
「生活保護は受けたくない」「就学援助を受けないで頑張る」・・ということだと適用しません。
また、本制度が保護者や先生方にひろく知られているかどうかもあります。
大事なことは・・・次のことだと考えています。。
①制度の趣旨と内容を広く知らせる
②就学援助を「
楽しく勉強できるようにする制度」として、申請に抵抗を少なくすること。
③認定基準や補助対象を改善して、もっと利用しやすい制度に充実すること。
※
日本の憲法や学校教育法に基づいて設けられている就学援助制度は、子どもの「教育を受ける権利」を保障する命綱なのです。