日本一の薬木巨樹・メグスリノキが育つ会津盆地喜多方・雄国山麓からブログ発信中!田中雅人喜多方市議 1級建築士 飯豊の山の案内人 Eメール miyabi-7@plum.plala.or.jp
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フクシマ事故と東京オリンピック・その①/④


元京都大学原子炉実験所助教の小出裕章氏が「福島事故と東京オリンピック」を論じていて、内容は極めて現実的意味を持つ。2年後のオリンピックに浮かれさせ、現実を見失わせんとするアベ政治の思惑が透けて見えてくる。専門家中の専門家が論理的に警鐘を鳴らす筋道を読む。

その①

2011311日、巨大な地震と津波に襲われ、東京電力・福島第一原子力発電所が全所停電となった。全所停電は、原発が破局的事故を引き起こす一番可能性のある原因だと専門家は一致して考えていた。その予測通り、福島第一原子力発電所の原子炉は熔け落ちて、大量の放射性物質を周辺環境にばらまいた。日本国政府が国際原子力機関に提出した報告書によると、その事故では、1.5×10 16 乗ベクレル、広島原爆168発分のセシウム137を大気中に放出した。広島原爆1発分の放射能だって猛烈に恐ろしいものだが、なんとその168倍もの放射能を大気中にばらまいたと日本政府が言っている。その事故で炉心が熔け落ちた原子炉は1号機、2号機、3号機で、合計で 7×10 17 乗ベクレル、広島原爆に換算すれば約 8000 発分のセシウム 137 が炉心に存在していた。そのうち大気中に放出されたものが 168 発分であり、海に放出されたものも合わせても、現在までに環境に放出されたものは広島原爆約 1000 発分程度であろう。つまり、炉心に あった放射性物質の多くの部分が、いまだに福島第一原子力発電所の壊れた原子炉建屋などに存在している。これ以上、炉心を熔かせば、再度放射性物質が環境に放出されしまうことになる。それを防ごうとして、事故から7年以上経った今も、どこかにあるであろう 熔け落ちた炉心に向けてひたすら水を注入してきた。そのため、毎日数百トンの放射能汚染水が貯まり続けてきた。東京電力は敷地内に 1000 基を超えるタンクを作って汚染水を貯めてきたが、その総量はすでに 100 万トンを超えた。敷地には限りがあり、タンクの増設には限度がある。近い将来、東京電力は放射能汚染水を海に流さざるを得なくなる。もちろん一番大切なのは、熔け落ちてしまった炉心を少しでも安全な状態に持って行くことだが、7 年以上の歳月が流れた今でも、熔け落ちた炉心がどこに、どんな状態であるかすら分からない。なぜなら現場に行かれないからである。事故を起こした発電所が火力発電所であれば、簡単である。当初何日間か火災が続くかもしれないが、それが収まれば現場に行くことができる。事故の様子を調べ、復旧し、再稼働することだって出来る。しかし、事故を起こしたものが原子力発電所の場合、事故現場に人間が行けば、死んでしま う。国と東京電力は代わりにロボットを行かせようとしてきたが、ロボットは被曝に弱い。なぜなら命令が書き込まれているICチップに放射線が当たれば、命令自体が書き変わっ てしまうからである。そのため、これまでに送り込まれはロボットはほぼすべてが帰還できなかった。(つづく)

b0092858_10575653.jpg

駒形農免道路、歩道の一部が完成!
さらに継続されます。


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by tanaka-masato | 2018-10-12 11:02 | えっホント? | Comments(2)
Commented by yachotori at 2018-10-12 21:59
①から④までどんな展開があるのか興味津々です。現実的な対策はなく、
溜まった汚染水の処理も不十分で、そのままで海へ流すとことになれば
不安です。どうなってしまうんでしょうか。
Commented by tanaka-masato at 2018-10-13 12:18
> yachotoriさん、こんにちは!
ホントにどうなってしまうのかが知りたいところですね。あの原発震災から
7年7か月、4回に分けて節目としてメモしておきます。コントロールして
いるというウソを国民は黙認はできないでしょう!
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