極寒の平昌冬季オリンピック、夜中(12日)のTV放映ノーマルヒル・女子ジャンプに見入ってしまった。話題の高梨沙羅選手21歳の引き締まった顔がたくましい。2度のジャンプを見事成功させ悲願のメダルを勝ち取った。ソチで流した涙から4年間の努力を聞いて感動、清しい銅メダルに拍手した。
スキージャンプ競技は門外漢だった私だが少し調べると面白い。もちろんストックを使わないスキー競技で、飛行距離と飛行、着地の美しい姿勢を競い合う競技、採点で決まる。
採点の仕方は私にはなかなか複雑だが、ゲートファクターやウィンドファクターなど専門用語を初めて聞いたが、有利か不利かのケースで加点あるいは減点が行われる。スタート時点の風の向きや強さで選手のスタート位置、高さを変えるなど、採点の公平さを期すようにきめ細かなルールがある。
何といっても断崖絶壁からのダイビングのように見えていたスキージャンプだが必ずしもそうではなかった。ジャンプの踏切り台とランディングバーンと呼ばれる着地面は落下に相応してカーブしていて「選手の恐怖感はそれほどではない」と聞いて驚いた。
飛距離は踏切台から着地両足の中心までの距離を50㎝単位で測るようだ。
3日後には男子のラージヒルと団体戦が金土月と予定されている。極寒で極限に挑む選手の奮闘に期待したい!
風景