<年間12億円、領収書要らず!>
なんと内閣官房長官の判断で月平均1億円を自由に使うことができる内閣官房機密費がある。年間では約12億円で、しかも領収書がいらないのだからその使い方はブラックボックス。だが、そこにようやくメスが入った。
大阪の政治資金オンブズマンが「官房機密費の支出について情報公開を求めた裁判」で最高裁は1月19日、「その一部について開示を命じる判決、国の不開示処分を取り消した」というニュース。常に税金の使い方が問われている!
原告の1人、上脇神戸学院大学教授は「開かずの扉をこじ開けた画期的な判決だ」とコメント。
モリ加計問題だけでなく、国民の知る権利が制限され、権力者側(アベ政治)の横暴が目立ち、閉塞する不自由な空気を感じていた国民にとって、スカッとするビッグニュースだ。数年前から続く、首相とマスコミ関係者や芸能人との高級料理店での会食にも官房機密費が使われているのか、国民の前に明らかにすべきは当然であり、政治家の”つかみ金”など許されるはずもない!
春への準備