全県の市議が年に一度一堂に会する市議会議員の研修会が本日30日郡山市内で開催されました。広域研修に続けて一日於いての研修会です。出席議員は350名ほど。当市議会からは23名(3名欠)の参加でほぼ一日の日程となりました。
今回の講演は松谷明彦氏(政策研究大学院大学名誉教授、国際都市研究学院理事長)で「人口減社会における地方議会のあり方」がテーマ。
地方がやってはいけない次の3つ、が提示されました。
①少子化対策はやらないこと。〈若者を繋ぎとめる施策〉
②大都市からの企業誘致はやらないこと。
③市町村の合併はこれ以上やらないこと。
あれれ・・・逆転の発想かな?と胸をよぎったのではないでしょうか。
※私なりに無理してまとめるなら、「東京の物まねや他力本願でなく、また小手先の施策では地方はダメになる。地方の個性を生かし地方の力で生きることのできる自力をつけること」ではないのか。その場合「都市部との連携が考えられる。シカゴのように若い時代には都市に出て若い発想を発揮し、年を経たら田舎に戻れるスタイル、あるいは都市と田舎を往復する生活スタイルがある」などの提案がされた。漠然としたものだが私は大きなくくりで理解できる方向ではないかと講演に感じた。その一部はすでに手が付けられているからだ。
開場前の会場風景