今朝の新聞は原発震災から丸4年の3・11を「風化させない!」との記事で特集。県主催の震災追悼復興祈念式では、古里(故郷)の思いを込めた高校生創作の詩が朗読され新聞で紹介されました。ここ数日の天気は、暴風雪や寒波襲来で春の大雪の様相です。風化させまい!と季節も応援しているかのようです!
<福島高校1年の北村華帆さんの詩>
ろうそくの火
たくさんのろうそくが立てられた日のこと
傘を差し じっとそれを 見つめていました
その日は 雨が冷たくて
寒さで 身体が震えていました
ろうそくの火が消えていく
あっ と声が漏れる
懸命に 消えまいとする火のように
わたしは 悲しみをこらえました
悲しいことが たくさんありました
その数だけ たくさんの人に励まされました
たくさんの国の 優しさにも触れました
たくさんの人の 愛も知りました
※当時の華帆さんは小学6年生だったと思われます。
春の大雪