衆議院の小選挙区の定数に「格差」があり、裁判所は「
憲法に違反する」とした判決が続いています。
この事で、日本共産党は二つの提案をしています。
1つは、「小選挙区制を廃止し、全国11ブロックの比例代表制に改革する」
2つは、「総定数480議席を維持し、全ての定数を現行の比例11ブロックに人口比例で配分する」
(この結果、ブロック間の最大格差は1・03程度にとどまります)
この改革は、政党政治の中で「民意をゆがめる」という小選挙区制の最大の弊害を解決し、一票の価値の平等の点でも最も合理的な解決となる内容です。
※ そもそも「選挙制度改革」を「どの党が有利か」で考えるのではなく、
一連の違憲判決が何を断罪したのかを見るべきです。
※ 「0増5減」の区割り改定案がだされ、一部マスコミでもその実現がコマーシャルされていますが「違憲判決」に応える内容とは言えません。