原発から撤退することを決めた
ドイツ、イタリア、スイス。世界一の原発大国のフランスでさえ縮小の方向です。 これからは間違いなく、再生可能エネルギーの開発と実用化こそ、私たちの進むべき方向です。
ドイツでは、原発関連の雇用は3万人にたいして、再生可能エネルギー関係の雇用は実に38万人です。風力発電は2万点もの部品を組み立てるもので、自動車産業などで培われた日本のモノづくりの力、中小企業の高い技術力が生かせるのです。また住宅関連工事でも、住宅部品はおよそ2.6万点のパーツ、部品で構成されていますから、住宅リフォーム助成制度の経済波及効果が地域経済を元気にするという大きな理由づけにもなっています。
<ライフスタイル見直す>
地球環境を考えても、これまでの浪費型社会から低エネルギー社会への切り替えは必然です。その際、
低エネルギー社会は「がまんの社会」ではないということです。 ライフスタイルを見直すことです。具体的には、「眠らない24時間型社会」や「大量生産、大量消費、大量廃棄社会」を見直すことでしょう。
異常な長時間労働を見直すことは、人間らしい生き方にとって重要な部分です。
人間らしく生活し、人間らしく働くことが出来る社会の実現は「低エネルギー社会」への転換でこそ可能だと思うのです。
コスモス