歌を詠んでくれた友人がいる。
原発を進める人らに罪なきや 燃えたウランの処理できぬのに
・・・・なるほどと思っていると今日のニュースには驚いた、と同時に怒り湧く。
「福島第一原発2号機から核分裂でできる放射性物質「
キセノン」133と135が検出され、東京電力は、反応を抑える効果のあるホウ酸水の注入を始めた」といいます。何が起きたと言うのか。
ニュースは「核分裂が起きている恐れもあります。キセノンの半減期は133が5日、135が9.2時間と短いことから、比較的最近に核分裂反応が起きている可能性があります」と。
これまで事故の収束は第二ステップに入ったと散々東電は国民に向け報道を繰り返してきたのは、なんなのだ。収束どころか「再臨界」「核分裂」が無ければ検出されない代物が出た、ことの意味するものはなんなのだ。国民いや世界に対し、東電と国は特別の時間を取って徹夜になっても説明する責務があるはずだ。
原子力安全・保安院は「全体的には安定した状態だ」としていますが、まともに聞く人はいないでしょう。あまりにもこれまでの事故全てを、過小報道する東電の罪深い体質はいまもって変わろうとしていない。
なくせ原発!10・30 1万人集会・デモ行進