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建設的野党として政策実現に力こぶ>
民主党は先の総選挙で、いままで「構造改革のスピードを自民党と競ってきた」従来の態度を変えてきました。
いわゆる「構造改革」と決別するように、
後期高齢者医療制度の廃止、
障害者自立支援法の廃止、
生活保護母子加算の復活、
農家に対する戸別所得補償制度、
公立高校の授業料の実質無償化、
日雇い・登録派遣原則禁止、
最低賃金の引き上げ、
などを政権公約に盛り込んだのですから「政治姿勢の変更」、いわゆる「変身」でしょう。
このことは民主党の今までの主義主張から生まれたわけでありませんから
「構造改革と国民生活の間の矛盾」が「政策に反映した結果」ということでしょうか。
ともかくも、いいものには賛成、悪いものには反対の「是々非々」の立場で奮闘する建設的野党、日本共産党は、民主党の「変身」を積極的に受け止め、さらに積極的に国民運動で政策実現のため働きかけることが重要になってきているんですね。その政策実現には財界からの圧力、アメリカからの圧力もあるでしょう。その点でも「聞く耳」を持つ鳩山新政権には「圧力をはね返す」国民運動の強弱が決定的、逆に要求運動を強めることこそが一番の実現の保障ということになります。
さあ、署名用紙を持って一つでも二つでも国民の声を集め政治を前に進めること、外に出ることが大事なんですね。