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日本一の薬木「森の巨人たち百選メグスリノキ」の雄国山麓からブログ発信中!田中雅人喜多方市議 1級建築士 飯豊の山の案内人 Eメール miyabi-7@plum.plala.or.jp
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---老農民が怒る・その①


<大先輩議員の前田さんの数年前の一文ですが、今となって、なおその新鮮さは強烈に胸に響く・2回に分けて紹介します・・・雅人>

老農民が怒る

前田新(まえだあらた氏)-----(萌・第2号に掲載---文芸サークル「萌」の会)

2003年12月9日、朝からテレビは政府の自衛隊イラク派兵決定を報じた。
その時、私は何を思ったか、そのことを、その瞬間を生きていた証として明確に記録しておくためにこの一文を書いた。
小泉(首相)の会見をテレビで見てはじめに思ったのは、これは国民を騙しているなということであった。しかもその手口は過去の歴史のなかで使われたものと同じだと。
明治以降わが国が他国に対して行った戦争のすべては、時が過ぎてみれば、侵略への防護、国益の護持あるいはアジアの国々を西欧の植民地化からの解放といった大義の口実は、その実、財閥による他国の資源の略奪的獲得と市場の拡大であった。同時にそれは天皇制国家の植民地支配によるアジア諸国の主権の侵害と民族的文化の否定であった。
そして、その戦争の端緒は常に謀略的テロによってはじめられている。1928年の張作霖事件から1931年の柳条湖事件さらに盧溝橋事件など、わが国諜報部隊によっておこなわれた謀略テロを、すべて中国側の仕業としてその報復を戦争開始の号砲にしている。
今度のイラクへのアメリカの戦争も口実はなんでもよかった。目的はブッシュ政権の背後の石油資本がイラクの石油資源の利権の独占とアメリカの軍需産業の要請によって在庫兵器の消費と新兵器の性能の人体実験にある。
その例証のひとつが劣化ウラン弾である。
イラクでも湾岸戦争と同じように対戦車砲弾として大量の放射能が飛散する劣化ウラン弾が使われた。その残留放射能によって子供たちがガンや白血病におかされ、ベトナム戦争の枯葉作戦と同様に奇形児が誕生している。
かつて日本において、敗北の大勢が決していたなかで広島と長崎に落とされたプルトニュームとウランをもとにした二種類の原爆は、その破壊力と殺傷力を日本の一般大衆で試すことが、目的であったのと同じ思想である。
それをわが国の政府は知っていながら世界平和と自由と民主主義のためと偽り、しかも国際的な貢献を語り、あげくに国益という。
それがどれほどの欺瞞とまやかしであるかは、まもなく明らかになるだろうが、国益とは、と問われて、小泉はわが国のエネルギー源である石油資源の90%が中東依存だから、イラクの復興が大事だと言う。そうなら何故イラクに兵器をもっていく。本当にイラクの人の望む復興ならテロは起きない。そうでないからテロは起こるのである。ベトナム戦争を思い出すがいい。
また、わが国を北朝鮮が狙っている、その脅威からアメリカに守ってもらうためにイラクに派兵することが国益だという者もいる。それはアメリカが北朝鮮にイラクと同じことし、それに日本が加担した時のはなしである。
私がもっとも怒りを覚えるのは、小泉が殊更に憲法の前文をその合理化のために読む詭弁である。本人はしてやったりと得意満面だが、首相たるものが自国の憲法の精神さえ理解していないのかと唖然とする。戦争という言葉を平和という言葉にすりかえて平然として国民に語る彼の脳裏に国民はいない。ましてイラクの復興などアメリカへの忠誠という言葉の言い換えに過ぎない。しかも、そうした命令をした権力者がその結果、責任をとったことは一度もない。それがわが国の近代史の歴史的事実である。
おそらくイラクへの自衛隊派兵は、結果としてわが国の自衛隊がアメリカ軍とともにイラクの人と交戦するという事態が発生するだろう。その時それはイラク人ではなくテロとの戦いだというのだろう。しかしイラクの人と世界がそう見るであろうか。私はこの国の過去の歴史の誤りの歴史も含めて、この国が歩んできた長い歴史を見る。そしてそこからどうあるべきかを思う。そしてそこにこの国への愛を置く。私の父は50年前の戦争で殺された。それを命令したものは戦争の時もその後ものうのうと生き、ぬくぬくと暮らしている。
自らの判断に誤りがあったなどど、その責任をとったものは数えるほどしかいない。今回もそうだろう。---(つづく)

---老農民が怒る・その①_b0092858_2051551.jpg
飯豊連峰・大日岳側

※福島県・国見町長選挙で「佐藤力」氏が再選されました、嬉しいニュースです。
by tanaka-masato | 2008-11-16 21:05 | 平和と憲法のこと | Comments(0)
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