すばらしいニュースです、こちらも嬉しくなってきました。
ところが<日本の基礎的研究はいま危機的状態・・・と言います>
試験管がなくて、牛乳ビンで研究をしている国立大学の実態が“しんぶん赤旗”で紹介されたことがあります。ショックを受けました。
早い研究成果を求める日本の場合、基礎的な研究分野での予算は削減され続け、お寒いそのもののようです。
今度のノーベル受賞は、政治家の政治姿勢が問われる問題を併せ含んでいると思います。基礎の研究には成果が出るまで時間もお金もかかるのが実際でしょう。そのことが保障されないような、目先の成果を急ぎ求める政治姿勢に未来を見ることできないでしょう。
頭脳流出を考えても、軽薄短小な価値観や、これからの政治がその場しのぎ政治ではもう立ち行かない、そんなことを「嬉しいニュース」は教えているのだと思います。
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ノーベル物理学賞に
南部陽一郎氏(米シカゴ大学名誉教授・87歳)
益川敏英氏(京都大学名誉教授・68歳)
小林誠氏(高エネルギー加速器研究機構名誉教授・64歳)
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ノーベル化学賞に
下村脩(オサム)氏(ボストン大学医学校名誉教授・ウッズホール海洋生物学研究所・80歳)
また、益川氏は平和憲法を守ろうと「9条科学者の会」の呼びかけ人のお一人です。
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