収穫の秋を目前にして生産者は特に大型台風到来のニュースから目が離せない。左巻きの台風の雲の渦がいつも頭に残る。また台風の中心となる台風の目があれだけポッカリ明いているのも素人には不思議だ。
その雲だが、雲にも雨を降らせる雲とそうでない雲がある。
雨を降らせる雨雲は白色ではなく、黒や灰色をしていて、雲に厚みがあって太陽光を遮ることで黒っぽく見える。
そもそも雲は小さな水の粒が集まってできたもので、雨にならない雲は空気中に含まれることで消えてしまう。雲に厚みが増すと雲のなかの水の粒がぶつかり合って大きくなり、重くなって落下する。また落ちながら他の雲のなかの水の粒と一緒にさらに大きくなって地上まで届く。
現代科学では水蒸気の強度をレーダー検出して映像化でき、降雨が直接人工衛星から見えるからすごい。こうした技術が災害予防に具体的に効果的に貢献してほしいと切に願う。
画像はGPM主衛星が捉えた降水の
立体分布で赤い場所ほどは
雨が強くなっている。(ネットから)