いかなるときも「国民の生命、身体並びに財産を守る」は国家の役目です。ところが、3・11の原発事故は原発そのものが「
国民の命も財産も守らない」どころか、なお一層の苦難を被災地と被災者に際限なく押し付けるものであることがハッキリしました。 被災地にすむ人々はすべてその証言者です。
被爆と被曝を経験した日本が「原発ゼロ」へ歩みだすことは、人間らしさを取り戻す道であり、未来につながる唯一の方向です。そのことを直感した人々、赤ちゃんを前後に抱いた若いお母さんや若者たち、老若男女20万人が思想信条を超えて、首相官邸周辺を平和裏に取り囲みました。こうした「大きな声」が首相には「大きな音」に聞こえたようです。
7月15日は日本共産党創立(1922年)から90周年となります。私より30年以上も先輩の方々が命を懸けて運動を前進させてきました。幾多の犠牲をはらいながら・・・です。
3・11の未曾有の災害を通して、また日本共産党の90年の歴史からも「
人間の命を一番に考える政党」日本共産党の姿を、貴方の澄んだ瞳でみてほしいと思います。
雄国沼のニッコウキスゲ