<国の除染基準は、毎時0.23マイクルシーベルト>
除染をする規準となる線量は0.23μSV/h以上・・・これ以上は国の除染対象であり助成対象だという事。この作業を通してこそ年1㍉シーベルト以下の環境を取り戻すことができる。
しかしどうだろう、現在の喜多方市当局の考えはこの立場に立っていない。市は「毎時1マイクロシーベルト以下だから、大丈夫」という認識だ。毎時1マイクロシーベルトは年間で5㍉シーベルト以上となる、と私は考えている。私は、市の認識は市民を混乱させている(間違っている)と議会でも発言してきた。
他県には、次のような自治体があって気をひく。千葉県野田市では、毎時0.19マイクロシーベルトを基準としてきたが、助成を受けられる重点調査地域の指定を申請する方針を決め、毎時0.23マイクロシーベルトに基準を変更した、という。担当者は「支援は受けたいが、住民の安心感も大事。(基準変更は)相当悩んだ」とネットで心情を明かす。野田市の担当者の思いこそ、市民の立場にたった本来の対応ではないだろうか。
明らかなことは、「放射能は少ないほうがいい」ということです。「○○以下の線量なら安全」という放射能についての「
しきい値=閾値」は、人間は持ち合わせていないのを知ることです。
0.23μシーベルト/h以上は除染が必要!駒形地区公民館