当時の建築士会青年部が共同で取組んだ
10数年前の「
蔵移築再生事業」、久しぶりの現地。私も建築士会のメンバーとして協力させていただいた。
「蔵」が主人公の移築再生事業を通して、地元の左官屋さんがいい仕事をしれくれて勉強になった、そして若い左官職人が育ったことを思い出す。
長持ちする建物は結果として、人の手がより多く関わったもの、より人の手間を掛けたもの、と言えそうだ。
スピードでつくる建物は結局は永く残らない。私はいまも「
職人が息づく」そんな建築環境を夢見ている。
喜多方蔵の里
※日本時間の21日午前2時・アメリカ44代大統領にオバマ氏就任、アフリカ系アメリカ人で米国史上初となります。「
米国の再生」を就任演説で強調したのが印象的です。
アメリカ建国以来初の黒人大統領の誕生は人類の歴史に残るエポックとなりえる。
今までブッシュ政権の誤りを指摘してきたオバマ氏がどう政策を転換し、どう具現化するのか、新オバマ大統領のかじ取りに期待したいと思う。
日米の関係では、安保条約をやめて、対等・平等な新しい関係の萌芽を連想させる、歴史的な取り組みがスタートした、そんな気配を感じている。